ピレネー国境越え|アストゥン

ピレネー山脈へ日帰り国境超えハイキングへ行ってきました。
ウエスカから北へ約1時間半。
中央ピレネーはアラゴン渓谷の北部に位置するアストゥンに到着です。
隣接するカンダンチュとともに冬はスキー・リゾートとして賑わいます。
約3㎞には、フランスのアスペ渓谷へと続くソンポルト峠があります。
国境沿いの小さな町から、リフトと徒歩でフランスへ!

アストゥンスキー場のリフト。アラゴン渓谷の名山であるアスペ峰(2640m)が見えます。
夏季はスキー用リフトに乗って、最初の登りをカットすることができます。
スキー場の斜面が広がります。

イボンと呼ばれる氷河湖が点在しています。
湖を訪ねながら、国境を越えます。
国境を越えたら、オッソー峰がお出迎えしてくれるはずです。

アストゥン・スキー場(下)とアスペ峰。写真の右が北です。フランスまでは約3㎞。
一つ目の湖である、エスカラル湖。
馬の群れが放牧されていました。エスカラル湖から見える山並み。
バカンス・シーズンのため、たくさんの人が来ていました。

夏の終わりに咲く高山植物。
右写真のアザミは「カルリーナ」という名で親しまれています。
魔女除けのアイテムとして、玄関扉に飾る風習があります。

エスカラル湖から20分程、きつい登り道を進むと、モイネス峠に到着。
ここを越えると、フランスです。
このトレイルはサンティアゴ巡礼路でもあります。
そして、中央ピレネーの「顔」である、オッソー峰が!

峠を下り、しばらく歩くと小川が。
その先には、カステラウ湖が現れます。

美しい湖です。
ここでも馬たちが草をはんでいます。

湖近くの丘からは、オッソー峰が見えます。
麓にはフランス側からリーチする登山道がうっすらと見えます。

フランス側から歩いてきた高齢の男性。
これから、小さな峠を越えて、アユー小屋へ行くのでしょう。

巨石と羊飼いと羊の群れ。
夏は牧草を求めて、牛・馬・羊が標高 2000m まで登ってきます。
こうして、おいしいチーズが生まれるのですね。

 

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